はじめては尊い

先日、はじめて山登りをしました。

山登りをしながらPodcastを録っている『サドシマルイコ』のふたりに声をかけてもらって580mくらいの山に。

はじめてなので、当然 登山靴や道具なんて持っていなくて

靴はスニーカー、服やリュックは借りて挑戦。

正直、甘く見てた山登り。

険しい道、ちょっときついなぁって はあはあふうふう言って運動不足全開。

でもね、でもね、全てがきらきらさわさわ素敵に見えた!

草や木はいきいきぐんぐん伸びていて、日陰は静かにつよく生きていて。

11月の山はむらさきのお花や実をよく見かけたな。

ヤマハッカ、アザミ、カラスウリ。あと、何かの赤い実がぽつぽつ。

ふたりに「見てー!見てー!」と今度は子どもっぽさ全開。

ゆっくりゆっくり登って登って・・・やっと頂上!

澄んでいる空気が、すうっと通る風が、雲の隙間から伸びる光の線が、

全てがきもちいい〜!!!!

思わず寝転んだ。うれしい、うれしい、感動◯

山頂でご飯を。私が焙煎したコーヒーとお土産でいただいたお菓子を。しあわせ。

「こっち方面はどこー?」「え、あれ海!?」「あそこの山は石灰取ってるね!」

もぐもぐぱくぱくわいわい、山頂にありがとうを伝えて再び歩き出す。

あるく、こける、わらう、あるく、みる、はなす。心が動いて動いて。

汗をかいている不快感、足の筋肉がふるえていること。

普段なら避けたい感覚でさえも嬉しく感じる。

普通に生きていると感じられないパワーを知った気がした。

大人になるとはじめてのことが少なくなるけど、忘れちゃいけない感覚だと思う。

感じるまま素直に動きたいし、ちゃんと受け止めたい。

幼い頃のこの感じ、きっと目がきらきらしてる。

大人になってからは、私自身と向き合う、植物と陽の光とふれあう、非日常にむけてじわじわと滲んでくるそれのせいなのかもしれない。

でも、きっときらきらしてる。

いくつになってもはじめてを体験し続けたい◯

誘ってくれた『サドシマルイコ』のおふたり!大感謝!

またお願いします!!

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